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第2回 コーヒーと血管☕

更新日:2月5日

新しいコラムを更新しました❕





身近な飲み物であるコーヒー。


今回はコーヒーと血管の関係性について解説していきます。


なぜコーヒーが血管に良いのか、主な理由は以下の3点に集約されます👇



1. 強力な抗酸化作用(クロロゲン酸)

動脈硬化の大きな原因の一つは、血液中の「悪玉コレステロール(LDL)」が活性酸素によって酸化されることです。酸化したコレステロールは血管の壁にこびりつき、血管を硬くしてしまいます。

  • コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」には強い抗酸化作用があります。

  • これがコレステロールの酸化を防ぎ、血管の炎症を抑える「バリア」のような役割を果たしてくれます。


2. 血管の「しなやかさ」を保つ

血管の最も内側にある「血管内皮細胞」は、血管を広げたり血栓を防いだりする重要な働きをしています。

  • コーヒーを飲むと、この内皮細胞の機能が改善し、一酸化窒素(血管を広げる物質)の出が良くなるという報告があります。

  • 血管がスムーズに広がることで、血圧の上昇を抑え、血管へのダメージを減らすことができます。


3. 糖代謝・脂質代謝の改善

動脈硬化のリスクを高める「糖尿病」や「肥満」に対しても、コーヒーは味方をしてくれます。

  • コーヒー成分がインスリンの効きを良くし、血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待されています。

  • また、脂肪燃焼を促進する働きもあり、総合的なメタボリックシンドロームの予防につながります。




⚠️ 注意点:飲みすぎやトッピングに注意

「体に良いならいくらでも!」といきたいところですが、いくつかポイントがあります。

  • 適量は1日3〜4杯 多くの研究で、この程度の量が最も心血管疾患のリスクを下げるとされています。

  • 砂糖とミルクは控えめに せっかくの効果も、砂糖たっぷりの缶コーヒーやクリーム山盛りの一杯では、糖分や脂質の摂りすぎで逆効果になりかねません。

  • 起床後90分は飲むのを控える 起床後は脳を覚醒状態へ導き、活力を生み出すコルチゾールが分泌されます。コルチゾールがピークに達しているときにコーヒーを摂取すると、効果の相殺や耐性の形成、不安感の増大が生じることがあります。



日本の大規模な調査(JPHC研究など)でも、コーヒーを習慣的に飲む人は、心疾患や脳血管疾患での死亡リスクが低いという結果が出ています。



    




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